紫芋

ヴィクトリアアグネスの好物。高貴な色とされる紫色の、芋。
その昔、自領の開拓に励んでいたヴェルナーが、
痩せた土地でもよく育つという長所に目をつけ、帝国にもたらした植物。
ヴィクトリアによって当時アーネット領であったメソガエア州にも伝えられ、
今日では、メソガエアの特産物として知られている。
同地においては、紫芋を使った様々なお菓子も売られているが、ディートハルトは紫芋の菓子に嫌な思い出があり、
甘党の身ながらも、菓子の材料としてはあまり好んでいない。
もともとの発祥の地であるオルテュギア州では流行っていないが、
それについては、皇帝ライナルトがヴェルナーに紫芋を使った食事を振舞われた際に、
その色を見て食事に毒を入れたと疑い、紫芋を厭うようになったからだという説や、
紫色の食物という特徴そのものがライナルトに好まれなかった為だという説がある。

  • 最終更新:2017-07-25 22:12:57

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